赤城神社(あかぎじんじゃ)の狛犬
東京、地下鉄神楽坂駅から階段を登って出口を出ると
そこは神楽坂通り。いろいろな店が道の両脇にならんで
賑わっている。
![](https://shi9ga3.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_4416-225x300.jpg)
![神楽坂商店街](https://shi9ga3.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_4419-1.jpg)
赤城神社はその商店街の途中にある。
都会のど真ん中にあるから、場所がいいからか、
ここの神社はいつも人気で、参拝客が多い。
コンビニを目印に脇の道を曲がると突き当りにある。
![赤城神社に通じる道](https://shi9ga3.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_4420.jpg)
僕もここには三度足を運んだ。
神社周りを始めたころの2018年3月。
その頃はまだ狛犬にも興味もなかったので、
写真は2枚しか撮ってなかった。
社殿と狛犬さんの2枚である。
2枚のうち一つがこの狛犬さんの写真なので、
印象に残ったのだろう。
![](https://shi9ga3.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_2151-300x225.jpg)
![](https://shi9ga3.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_2150-225x300.jpg)
2度目は2020年の5月。
そのころは狛犬めぐりに、はまりだしていたころなので、
この赤城神社を手始めに、新宿界隈の神社を回った。
![赤城神社拝殿](https://shi9ga3.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3647-1024x768.jpg)
3度目は2021年の12月。
赤城神社は国立競技場を設計した隈研吾氏がデザインしている。
隣に建っている1階にカフェがある建物も同氏のものだ。
隈研吾さんの設計は、いずれも木の温もりを感じる設計で
現代的でありながら日本の伝統も取り込んでいて
とても感じのいい建物である。
間近で見るとあちこちに木組みが使われていることが分かる。
![](https://shi9ga3.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_4450-225x300.jpg)
![](https://shi9ga3.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_4451-225x300.jpg)
隈研吾さん設計の拝殿を見るのもいいが、
僕の目的とする狛犬さんは、なぜか
制作者は不明である。どこにも記されていない。
(ネット情報を探しても分からない)
神社関係者に聞けば分かるのだろうか。
拝殿の前の高い台の上に座るスフィンクスのような狛犬。
平成22年(2010)9月に奉納と刻まれているので、
まだ年若い狛犬さんだ。
![赤城神社の狛犬](https://shi9ga3.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3677.jpg)
「江戸時代に流行った加賀白山犬を模したもの」と
簡単な説明書きが書かれている。
スフィンクス狛犬を描く
年代的にはまだ新しい狛犬。
絵に起こすにはどうかなと思ったが
フォルム的には、かなり特徴的でかわいいので
描くことにした。
ただ、全体が白っぽいので
なかなか絵にするには難しい。
モデリングペーストでざらざらにした
キャンバスにアタリをつけて
描き始めた。
ただ狛犬さんだけを描いても
なんだか物足りないと思ったので
狛犬さんを優しく包むお日様も入れてみた。
色は全体的に青系にしぼって描いてみた。
境内社 螢雪天神
ここの神社には芸能関係の方も多く
訪れるという。
というのも境内に併設して「螢雪天神」があるのだ。
![螢雪神社](https://shi9ga3.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_3667.jpg)
こちらは近くにある学習教材の「旺文社」が寄付して
建てられたもの。学問・芸能にご利益があるといわれ
多くの関係者が祈願のために訪れている。
![](https://shi9ga3.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_4449.jpg)
都会のど真ん中にある現代的神社にお参りして、
帰りに神楽坂の店を散策し、買い物や
お茶するのにはいいところなのだ。
![トップ画像へ](https://shi9ga3.com/wp-content/uploads/2020/06/Art035.png)
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