稲荷神社のキツネさん
NHKの「あさいち」(番組)を見ていたら
東村アキコさんという漫画家さんが
出演していた。
映画化にもなった『海月姫』の原作家であり
第6回ananマンガ大賞を受賞した
『東京タラレバ娘』を描いた人である。
なかなかなベッピンさんで、
姉御風な女性である。
恥ずかしながら、この方の
作品を読んだことがないのだが、
今回、忙しい間に描いた漫画が
これ、と画面に見せたのが、
「稲荷神社のキツネさん」という漫画だった。
神社参りにハマっている僕は
稲荷神社という言葉を聞いて、
思わず画面を見た。
「原作読んだら、描きたくなって
かかせていただいたの」と
忙しい中で、時間を作って描いたと言っていた。
稲荷神社を題材にした漫画って
そういえばあまりないな、と思い
あさいち見終わったあと、
気になって、Amazonをのぞいた。
本を買うと届くのに数日かかるが、
Kindleではすぐにダウンロードして読める。
んんっ。
しばらく考えたすえ、ポチしてしまった!
話は、どこぞの旅行代理店を勤める
サラリーマンが京都伏見稲荷神社に
お参りするシーンから始まる。
それから、カットバックして
主人公の会社の風景へと。
あらすじは、書かないが、
ひじょうに面白かった。
キツネさんが出てくるが、
最後にキツネの三ヶ条なるものが
ひょろっと出てくる。
それが、通常、世間でよく言われる
一生懸命、努力していれば、
夢をつかみ取れるよ、とは
真逆なことを言っているのだ。
お金じゃなくてハッピーポイントをためよう。
自分自身じゃなく、自分自神だよ。
いいこと言ってるねぇ。
そういえば、昨日、
「穴守稲荷分神社」のことをこの
ホームページで書いていたが、
入力しているとき
なんだか、自分ではないものが
取り憑いて入力して
いたような気になったのは、
おそらく、この漫画を読んだからなのかな。
稲荷神社を題材にした漫画は
珍しく、読んで面白くためになったので
ここに書くことにしたよ、キツネさん(^^)
よろしければ、読んでみては。
「穴守稲荷分神社」のエッセイはこちら。