駒林神社(こまばやしじんじゃ)への参拝
2021年の2月、神奈川県あたりの
神社参拝に車で駆けずり回った。
目的は「飯島吉六(いいじまきちろく)」の
狛犬を見に行くため。
以前、下丸子の六所神社に行ったとき、
そこで「飯島吉六」の狛犬さんの
狛犬を初めてみた。
ネットで、よく名前は目にしていたが
実物を見たのは初めてだった。
いい作りだったので、
もう少しほかの作品を見たくなったのだ。
調べてみると、神奈川県あたり
多く分布している。
ある土曜の夜、一日ビジネスホテルを
借りて土日でおもな作品を
見て回った。
駒林神社は、そのとき最後に見た
神社である。
近くに駐車場があるのかと思ったら
ひとつも停めるところがなく
いくどとなく通り過ぎてしまった。
仕方なく近くの小学校の駐車場に停めて
神社まで歩いて行った。
(駐車場がないので注意)
![駒林神社への階段](https://shi9ga3.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_9725-1-768x1024.jpg)
坂道の途中に神社へ向かう階段があり、
階段の両脇は石垣で覆われていた。
(後で調べて分かったが、この石垣は
江戸城の石垣を利用して作られている)
坂の途中にいきなり階段があり、
登り終えた場所に鳥居が立っていた。
これが、神社への入り口だった。
登り切ると、少し開けており
正面が拝殿かと思ったら
社務所のようであった。
誰もいる気配はなかった。
拝殿は折り返して
反対向きの階段を上がったところにあった。
![駒林神社・拝殿](https://shi9ga3.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_9726-1024x768.jpg)
両脇にはしっかりと「飯島吉六」の
狛犬さんがいた。
参拝して狛犬さんをじっくり見て回った。
ここもいい作りの狛犬さんである。
![](https://shi9ga3.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_5503-300x225.jpg)
写真を取りまくって
いったん、拝殿から離れ、
社務所のほうから拝殿を眺めてみた。
すると、左に上ってきた鳥居、
中央に手水舎、
右に拝殿が見えた。
自分の潜ってきた鳥居と
参拝した拝殿が
一緒に見える風景、
よくありそうで、意外とないかもしれない。
一直線で見えることがあっても
並列で見えることはあまり見たことない。
僕は飯島吉六の狛犬を見に来たのだが、
この神社の全体の風景が目に焼き付いてしまった。
![駒林神社・拝殿からの眺め](https://shi9ga3.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_9727-1024x768.jpg)
駒林神社(こまばやしじんじゃ)
御祭神:菅原道真
相殿神:大日霊貴命・誉田別命・伊弉那岐命・妙義山神・天神七代地神五代の神
社格等:村社
例大祭:10月10日
所在地:神奈川県港北区日吉本町2-25-5
最寄駅:日吉本町駅・日吉駅
駒林神社の風景を描く
一ヶ月後、キャンバスを出して
僕は駒林神社の風景を描き始めた。
最初は全体を黄色い下地にした。
いったん乾くと、次に
筆にアンバーをつけて
全体をデッサンして行った。
![駒林神社制作途中](https://shi9ga3.com/wp-content/uploads/2021/03/634575575.017842-300x225.jpg)
ちょっとずつ加筆を繰り返しては
全体を整えていって筆をおいた。
実際の風景はこのように黄色くはない。
ただ神社に漂うやわらかな空気感と
静寂さを表したかった。
まだまだ塗り方が拙いが、
現状で描ける僕の絵はこれだ。
もっともっと描いていって
腕を上げていきたい。
「飯島吉六」の狛犬さんは、また
別の機会にぜひ描きたいと思っている。
![トップ画像へ](https://shi9ga3.com/wp-content/uploads/2020/06/Art035.png)
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