馬場氷川神社・吽形狛犬

馬場氷川神社・吽形狛犬
馬場氷川神社・吽形狛犬(F6・キャンバス・アクリル)

馬場氷川神社(ばばひかわじんじゃ)

馬場氷川神社のアクセスは

電車だと駅からはどこからも

ひじょうに遠い。

◼︎JR武蔵野線
新座駅から直線約2.9km
徒歩約1時間9分
Googleマップで確認

◼︎西武池袋線
保谷駅から直線約3.42km
徒歩約1時間22分
Googleマップで確認

◼︎西武池袋線
ひばりヶ丘駅から直線約3.54km
徒歩約1時間24分
Googleマップで確認

どの駅からも徒歩だと

かなりの時間、

ということで車で行くことにした。

 

ここはカラフルで派手な御朱印では有名なところ。

インスタで検索すれば、いっぱい現れる。

遠くからも、御朱印をいただきに

多くの人が来るようだ。

 

関越高速道路沿いにあるのだが

近くに来たのはいいのだが、

神社の近くに来ては通りすぎ、

何度かいったり来たりしてしまった。

なぜなら、

車の入り口が狭くて分かりづらく

ここかなというときには、

あっという間に通りすぎてしまっていたのだ。

 

鳥居をくぐると樹々の茂った

参道が長くのびていた。

手水舎につくと、

きれいな花がプカプカと水に浮かんでいる。

おしゃれな演出だなあ、

と思いながら口を濯ぐ。

花は季節によって変わるらしい。

馬場氷川神社の手水舎

 

僕は2019年の秋に行ったのだが

そのときはカボチャの置き物が

手水舎の足元に可愛く飾られていた。

もうすぐハロウィンということですね。

 

参道途中の社務所の近くに

江戸尾流れの狛犬がいた。

阿形は可哀相に

顔が半分欠けていた。

吽形は、垂れ耳の

ビーグル犬のような

可愛い狛犬だった。

ひつじっぽくも見える。

今回の題材はこれにした。

 

拝殿に行くと

お賽銭箱の上には

色とりどりの

紙で作られた丸い玉が

置かれていた。

両脇には

これまた色とりどりの和傘が

置かれ、

まるで撮影ポイントですよ、

というような、上品な風景を

演出していた。

馬場氷川神社・拝殿
馬場氷川神社・拝殿斜め左から

 

社務所は残念ながら、

不在であったが、

ガラス張りの社務所の中で

毛の長いペルシャ猫が

窓口の近くに棚に座って

じっとこちらを見ていた。

(神社まわりは、着飾ったり

清掃されていいのだけど、

ガラス張りの社務所の中は

本や書類が乱雑に置かれているのが

丸見えで、対比が不思議です^^;)

 

宮司さんの居る、日にちと時間が

書かれている紙が

窓口のガラスに貼られていた。

御朱印をいただく人は

ホームページでちゃんと

確認をとってから行かないと

いただけないようですね。

 

馬場氷川神社・吽形狛犬を描く

吽形の狛犬、

アクリルでざっくり

下地をつくり、

ペインティングナイフの

先で狛犬像をこすりながら

おおまかにデッサンした。

あとから狛犬を中心に

サクサクと塗り込めていった。

 

この絵は、2日ぐらいで

仕上げてあとは

いっさい手入れしていない。

これでいいと思った。

 

垂れた大きな耳の

狛犬というのもいい。

少し斜め前に視線を落とし

思慮深げなマナコである。

 

元治元年建立狛犬 石工 ?

狛犬の奉納された年は、元治元年。

西暦では1864年、池田屋事件のあった年だ。

時代が変わろうとしている頃の作品だ。

その頃からこの狛犬は座りつづけているんだ。

 

石工が誰だか分からないけれど、

可愛い狛犬を作っていただきまして

ありがとうございます。

 

うまく描けたかなあ。

狛犬さん?

 

狛犬は下を向いたまま

黙って佇んでいる。

 

考えているのかなぁ。

 


題材の場所: