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霞ケ浦の朝日

霞ケ浦の朝日
P8・キャンバス・アクリル

霞ケ浦総合公園と車中泊

2024年の4月半ば、

霞ケ浦の朝日を見たく

金曜の夜、車で出かけた。

実は2024年の1月初めにも霞ケ浦の近くで

車中泊して、朝日を眺めた。

湖面(霞ケ浦は浦なので湖面とは言わないのかも)から

昇る太陽と、それに照らされた湖面の

景色を見たく出かけたのだ。

その風景はとても印象深い心に残るものだった。

もう一度見てみたいと、今度は場所を変えて

見てみようと思ったのだ。

日の出の方向

それには、まずどの方向から日が昇るのかを知る必要がある。

幸いネットには、その情報を簡単に知れるサイトがある。

日の出・日の入りマップ」である。

なんと、このマップは

日付を指定し、調べたい場所にマウスでクリックすると、

瞬時に、その日の「日の出」と「日の入」の方向と時間が分かるのである。

 

直感的な操作なので、簡単に分かるところがいい。

で、これで霞ケ浦の近辺を調べると、

4月の半ばでいい具合に見える場所は

霞ケ浦総合公園あたりががいいのではと思った。

車も停められそうである。

 

自宅を夜9時半過ぎに出る。

夜に出かけるので初めての場所はちょっと躊躇する。

着いて車が停めるところが無かったら

とても困るのだ。

だから、前もってGoogle Mapsで

近辺を拡大、トイレがあるかも調べる。

トイレの有無を調べるには

トイレ情報共有マップもある。

泊まれる場所が、どのような立地であるか

航空写真を拡大などして、その場の

雰囲気を調べるのだ。

(事前調査は必要)

車中泊の場所

車中泊はどこでも泊まれるということではない。

泊まるには当然、マナーを守って泊まらなくてはならない。

ただ、

車中泊の場所で大事なことを3つ上げるとすると、

1)安心感 2)トイレ 3)静粛さ だろう。

まったく真っ暗で人けの無いところ、は怖い。

ある程度、明かりがあり、人もいく人かいる場所がいい

あまり暗すぎて人がいないと、何かがあったとき

助けを求めることもできない。

適度に安心できる場所でないと不安である。

トイレもなるべくなら近くにあったほうが助かる

一応、無いときのために携帯トイレは必携しているが、

基本、トイレがあるほうが助かる。

ただし、綺麗さはさまざま、あっても汚すぎて入れない所もある。

あと静かさ。何度か車中泊していると

うるさい場所は逃げ出したくなることが何度かあった。

大きな道沿い、車の行き来の激しいところは寝る環境ではない。

トラックが近くにいっぱい停まるところも、

エンジン音がうるさい(特に道の駅)。

夜中でも関係なくバイク音がバリバリいわせる場所もたまったもんでない。

とある道の駅は、その関係の若者たちが夜中にたくさん集まって、

おしゃべりを車近くでするわ、エンジン音を吹かすわ、で

寝るどころではないこともあった。

だから、静かであることは大事である。

しかし、慣れとは恐ろしいもので、

最近は耳栓をつけて寝れば、そういう雑音も

ある程度、気にならなくなるまでの耐性はできてしまった。

 

ということで、Google Mapsで調べると

ここは夜も門が開いていて、静かそうでもあると、

決めたのだ。

ただ、さすがに夜中近くに着くと、入り口が

どこなのか分からなく、しばらくさまようことにはなった。

ゆっくりと車を動かして、入り口を見つけ

数台車が停まっている公園の駐車場に停めた。

2,3台車中泊らしき車は停まっていた。

その日、霞ケ浦総合公園から見た夜中の月

早起きと朝日

朝日を見るには、当然、

早く起きなくてはならない。

その日は、ちょうど5時の日の出。

ということは4時45分頃には起きていなくてはならない。

朝寝坊なわたしには、大変つらい。

スマホに向かって「4時45分アラーム」と言うと

わたしは眠りに着く。

 

アラームが鳴る。

車の中は真っ暗。

車中泊用に、寝る前に車の窓に

黒いプラバンで窓を塞いでいるので、

日が差しても真っ暗なのである。

あまりに真っ暗なので、何度か

寝過ごしたこともある。

簡単に着替え、そそくさに

スマホをもって車の外に出る。

ちょっと5時の日の出を過ぎてしまった。

公園のモニュメントから日の出の

写真をとる。

霞ケ浦総合公園の象徴モニュメント「光の輪の向こうに」から朝日を見る。

少し雲がかかった空だ。

モニュメントのそばには

風車の建物がある。

手前にモニュメントと奥のオランダ風車。

腰の部分まで階段で上がれそうだ。

階段をのぼる。

見える。

霞ケ浦から太陽が昇る姿。

あ~、やっぱりいい。

太陽が昇り始める姿。

その風景。

日の出の頃に空の色、

湖面に映る太陽の煌めき。

この風景、時間が

とても好きなのだ。

絵は、5時14分頃の風景である。

今回は、わりと平坦に描き上げた。

いつもの狛犬の絵とはタッチが異なるなぁ…。

吽形正面から

題材の場所: