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桜川の狼

桜川御嶽神社のお犬さま
桜川御嶽神社のお犬さま(A5判・シナベニア・焼き絵)

桜川御嶽神社の狛犬ではない、狼像

今回、載せた絵画はウッドバーニングで作成した狼像である。

2025年12月18日にX(=Twitter)にアップしている。

そのときのタイトルは「桜川のお犬さま」としている。

まだ、マイペンアルファを購入して1か月ぐらい経ったころである。

2本しかないペン先で駆使して焼き上げた作品だ。

これはハガキ判シナベニアよりちょっと大きめな板

A5判の板で焼き上げたので、少々手間がかかった。

と言っても2日間ぐらいか。

ウッドバーニングを本格的にやるとなると、

もっと多種なペン先が必要なのだ、とあとで知る。

その時点で、できる限りの作品だ。

題材は、「桜川御嶽神社」の狛犬ではなく、

狼像である。

 

狼像と言ったり、お犬さまと言ったり

いろいろ言っているので、

ちゃんとAIで聞いてみた。

狼像をなぜお犬さまと呼ぶのか?

狼像(ニホンオオカミ)が「お犬さま(おいぬさま)」と呼ばれるようになった理由は、
主に以下の4つの背景が重なったため。
  1. 「大口真神(おおくちのまがみ)」という神使(しんし)としての信仰
    ニホンオオカミは、古来より山の神の使いや仮の姿と信じられており、「真の神」「正しい神」を意味する「大口真神」として崇められていた。特に秩父や御岳山周辺では、山犬(オオカミ)の強靭な力にご神徳(神の恵み)を求めて信仰の対象となった。
  2. 農作物を守る守護神としての役割
    農民にとって、畑を荒らすシカやイノシシを駆除してくれる狼は、神の使いであると同時に、作物を守る頼もしい存在(益獣)であった。
  3. 親しみを込めた敬称
    怖ろしい存在である一方で、人間を守ってくれる存在として、畏怖と畏敬の念を込めて「お犬さま」「御神犬」という愛称で呼ばれるようになった。
  4. 外見上の類似
    狼は犬(特に日本犬)に近縁であり、外見が非常に似ていたため、混同されたり、あえて「犬」という言葉を使って親しまれた。

狼も犬も外見が似ているからなあ。

ところで、日本における狼(ニホンオオカミ)は、明治時代末期の1905年(明治38年)とに絶滅している。1905年1月23日、奈良県吉野郡東吉野村で捕獲された個体が最後と言われている。

しかし、今でも狼信仰は、秩父と中心として全国に広がって存在している。

 

桜川御嶽神社のおおかみ

実は、桜川御嶽神社にある狛犬は、

だいぶ前に、取り上げている。

ここの摂社前にある狛犬を描いたのだ。

2020年の7月7日に投稿している。

その中にある記事の狼写真を元にしている。

天祖神社・阿形狛犬

上部の柱を省略しているのが

全体の雰囲気は損なわれていないかな。

 

じつは、この狼像、

以前はタテに柵が並んでいて

よく見ようと思えば柱の間から見えたのだが、

今はその柱にさらに網が張られていて

非常に見づらくなってしまったのだ。

狼像が入っている祠
網目があって狼像が見づらくなった祠。2022年1月頃の写真。

遠くからでは何が入っているのか分からないのだ。

近づいてさらに網目を通してしかでないと

見られないのだ。よく見たい人にとっては

ひじょうに辛い対応になってしまった。

板橋区の登録有形民俗文化なので

厳重に保護されなくちゃいけないのは分かるのだが。

よく見えないのも困ったもんだ。

下は網目を通して見た狼像である。

狼、吽像
狼、吽像
狼、阿像
狼、吽像

自分にとってはとても好きな狼さんだったので

今回、バーニングしたのでした。

 

まるで檻に入ったような狼さん、ほんとは

自由に駆け回りたいよね。

お犬さんは、ひたすら真正面を向いて佇んでいる。

(親しみを込めて言うと、なぜか「お犬さん」と言ってしまうなあ…)

 

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題材の場所: